2009年03月17日

サクラサク

いくら言っても

君は魚の食べるのが下手だ。

ヒレのところがいっぱい動くところだから美味いんだよ。

それでも君は面倒臭がって食べないね。

皮が美味いんだから皮も食べなよ。

でも君は皮を丁寧に剥がして、残すね。

それなのに君はウロコを喜んで食べる。

ウロコは食べるところじゃないのに、君は美味しそうにバリバリカリカリと音を立てて食べる。

そんなに美味しいのかなあ。

俺も食べてみたけれど、やっぱりウロコは食べられないよ。

コーヒーの飲めない俺はアイスティーを作りながらウロコを吐き出す。


不意に眠くなった俺は壁に寄り掛かりまどろむ。


目が覚めると、魚は片付けられていた。

そうだね。

片付けてしまえばヒレのところを食べた俺も

ヒレのところを残してウロコを食べた君も

残るのは飲みかけの

氷の小さくなったアイスティーだけなんだね。


小さくても氷は鳴るよ、カラカラとね。
posted by boin(タ) at 13:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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